日本はクール!?

From “COOL JAPAN” TO “Your japan”

By Benjamin Boas

日本は最高にクールであるにもかかわらず、なぜ日本の魅力を最大限に海外に向けて発信できていないのか。

在日15年以上で、内閣府公認クールジャパン・アンバサダーを務めるベンジャミン・ボアズ氏は、日本の視点(マイ・ジャパン)で見ていることにクールジャパン政策の問題があると指摘します。

そして、海外視点(ユア・ジャパン)に立ち、海外の外国人たちが持つ日本のイメージとは何かを知ることこそが必要不可欠であると提言。

マイ・ジャパンから脱却し、ユア・ジャパンから日本を見ることの重要性を、ビジネスやコミュニケーション戦略の具体例とともにわかりやすく解説。
本書を通じて、真のクールジャパンについて紐解いていきます。
読者に対して一緒にクールジャパン現象で世界を巻き込む方法を提案します。


自分の興味のある日本文化に取り組むことが、文化の継承になり日本のクールの礎を造っているという本文に感銘を受けました。ベンジャミン氏ならではの真のクールジャパンについての切り口は痛快で、日本人であることが、なんだか誇らしく嬉しくなるような一冊です。

谷口智彦

元内閣官房参与、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授

自社製品やサービスに外国人の関心を集めたいが、上手くいかない、どうすればいいいかわからないという話をよく耳にします。そんな悩めるビジネスパーソンに道しるべを提示してくれる、素晴らしい本です。日本のインバウンド産業が再本格化している現在、とてもタイムリーです。

ロッシェル・カップ

人事管理と異文化理解が専門のコンサルタント


About Benjamin

1983年アメリカ・ニューヨーク州生まれ。国際コミュニケーション・コンサルタント。パルテノンジャパン株式会社シニア・アドバイザー。2016年より内閣府公認クールジャパン・アンバサダー、2022年10月よりクールジャパン・プロデューサーに就任。Netflix、Kickstarterなどでの仕事を手掛けるほか、NHKワールドでリポーターや、コロンビア大学、大阪大学をはじめとして国内外の大学でのクールジャパンに関する講演を多数行うなど幅広い活躍で注目を集めている。新聞や雑誌に日本語と英語で寄稿、スタジオジブリ月刊小冊子『熱風』への寄稿「クールジャパンはクールじゃない」が話題となった。著書に『日本のことは、マンガとゲームで学びました。』『大人のためのやり直し英会話』(いずれも小学館)がある。


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